http://mote.no-mania.com/%E6%B8%A9%E6%B3%89%E8%A8%AA%E5%95%8F-%E6%B8%A1%E5%B3%B6%E3%83%BB%E6%AA%9C%E5%B1%B1/%E6%BF%81%E5%B7%9D%E6%B8%A9%E6%B3%89%20%E6%96%B0%E6%A0%84%E9%A4%A8濁川温泉 新栄館
濁川温泉 新栄館函館競輪に行ってみようツアーの途中に立ち寄り。
八雲を過ぎて森の手前から右折。
山奥に突入していくと結構の件数の温泉地があり底から少し離れた古い旅館。
扉を開けると電話番号が描いた紙切れが柱に貼ってあり電話をかけろとのこと。
しかしあえて電話をかけずともその紙の横にドアチャイムが有り、押してみるとどこからともなく笠智衆と大村昆を合成したような80歳オーバーと思われるおじいさんが400円ほどを徴集しにやってきた。
中は完全に北海道ではない湯治場タイプのお風呂。
(誰もいないので写真を撮ってきた)
3つ湯船があり45度、42度、40度くらいな感じに分かれている。
シャワーとかそんなものは存在していない。
蛇口と椅子っぽいものがあるだけ。
現代のお風呂を真っ向から否定するこの潔さ。
お湯は薄にごりのなんとも言えないにおいのする謎のお湯。
木製の成分分析表も張ってあるが、旧仮名遣いなので何を書いてあるんだかわからん。
女性用の風呂は別に小さいのがあるそうだが、こちらの浴室は混浴とのこと。
混浴とは言うものの女性も希少だと思わなくもない。
当然露天風呂はないし、ましてやサウナなど微塵も存在していない。あったらびっくりする。
いろいろな意味で凄いこのお風呂は、おじいさんの様子を見ると跡継ぎもいなさそうだし、建物も相当古いので行ける時に行っておいたほうがいい感じ。
中に一歩入ると昭和30年代の日本のどこかにタイムスリップできる。
400円。
石鹸類、シャンプーは市販品が置いてあったけど勝手に使っていいのかどうか微妙。忘れ物?
露天なし。
サウナなし。どうみてもなし。
PR